着付け教室のお稽古でした♪

昔購入した、帯やきものを持参してお稽古に来てもらうと言う事は

普段からあります。

若い時に購入したけれども全然使っていないと言う事はよくある事ですからね・・

今回の生徒さんの袋帯は二十歳の時に購入した帯だそうです!!

黒地に金織でとても綺麗な帯でねぇ~使わないともったいないです。

こうやって変わり結びをするとデザインがとてもよく見えますね。

 

お稽古の時はいろんな種類の帯で結べます。

結んだ時に、重ねた帯との形が合わない場合も有るんですが

この生徒さんのこの帯はいろんな帯結びをしても格好良く結べます。

バリエーションに富んだ結びができる帯で楽しくなってきます。

 

帯のデザインの個性を活かして帯結びをするのが

研究しがいがあるところなんですよね。

一番ポピュラーな帯の結びかたである二重太鼓の練習をしました。

前結びでも袋帯で結ぶ二重太鼓が基本です。

丁寧に帯を重ねていきます。

前結びなので『太鼓の大きさ』『たれの長さ』をご自分の目で確認して

お太鼓をテープで帯を留めます後は手先をいでて帯絞めです。

鏡を見て帯を整えます。

出来上がったら、後ろにクルんっと回します!!

キレイに立体的に二重太鼓が出来上がります。

 

二重太鼓について調べておきました。

女帯の結び方の一つで、お太鼓結びの太鼓の部分が二重になったものです。

主として、丸帯や袋帯などを結ぶときに用います。

一重太鼓より格が高いとされています。

同じお太鼓結びでも、名古屋帯に比べて地厚な袋帯で結び

さらにお太鼓部分を二重にすることによってボリュームがでるので

主に正装用に用いられます。

留袖や訪問着などに合わせて格調高く装います。

と言う事でした。

 

最近ずっと着物にハマってしまっている生徒さんです。

よく着物でお出掛けすることが多いらしいんです。

やはり着物でお出かけして、知らない人からきれいに着付けされていますねと

声を掛けられたりすると、嬉しいものですよね♪

 

名古屋帯で 『 ふくら雀 』のお稽古しました。

ふくら雀とは、寒い時期に寒さに耐えている雀が胸や体の羽を膨らませて

羽を伸ばしている姿に似せていると言います。

着物や帯の柄でも使われていて「福良雀」とも書いて、縁起の良いものです。

若々しく愛らしい結びなんだそうです。

また振袖の帯結びやお見合いや結納などで結ばれる事も多い伝統的な帯結びです。

 

こんなかわいいふくら雀の帯結びで、どんどんお出かけする機会を作って欲しいものです。